ブログを始めたのはいいけれど、いろんな悩みが出てきますよね。
- 思いつくまま書いてたら、途中でわからなくなる。
- 読み返すと、まとまりがない記事になっている。
- 手順を決めてないので、時間がかかりすぎる。
結局ブログってどう書けばいいの?
書き方の手順を決めればいちいち悩まずに書けるようになるよ。
手順を決めることで得られることは以下の通りです。
- 段取りよく書けて時間の短縮にもつながる。
- 読者が読みやすい記事を書くことができる。
手順を知ることは料理でレシピを見て、段取り良く作ることに似ています。
例えばカレーの場合だったら
食材の用意をします。
↓
食材をカットします。
↓
鍋で食材を炒めます。
↓
水を入れます。
↓
煮込みます。
↓
カレールーを入れてできあがり。
手順を知らないと、どのタイミングで何をどうすればいいかわからないですよね。
手順を知っていたら時間の短縮にもなり、一定のクオリティーのカレーができあがります。
ブログも一緒で
- 手順を決めると考えることが減って時間が短縮できます。
- 一定のクオリティーで記事を書くこともできるようになります。
それではブログ記事を書く手順について説明していきましょう。
ブログ記事の書き方の手順
記事のネタを決める
まずは記事のネタを決めましょう。
ブログの種類は大きく分けて2つありまして、
特化ブログ | テーマを1つに絞ったブログです。 |
雑記ブログ | なにを書いてもOKなブログです! |
それぞれに合わせたネタを考えましょう。
今回は読者が「美味しいカレーが食べたいから自分で作ってみよう」と考えているとします。
「この読者をターゲットにした記事を書く」と仮定して説明していきますね。
キーワードを決める
ネタが決まったらキーワードを決めます。
「美味しいカレーが食べたいから自分で作ってみよう」と思ってる人の検索キーワードは
ではないですね。
上記のキーワードだとカレーの美味しい店が検索で出てきます。
上記のキーワードだとカレーの作り方が検索で出てきます。
正しいキーワードを選ばないとターゲットにしている読者に届きません。
読者ニーズを考える
読者ニーズとは読者がネットで調べる意図はなにかということです。
例えば、読者が「美味しいカレーが食べたいから自分で作ってみよう」と思ったとします。
調べるときのキーワードは「美味しいカレーを作りたい」でしょう。
「美味しいカレーが食べたい」ではないですよね。
顕在ニーズ=手段 | 美味しいカレーの作り方が知りたい。 |
潜在ニーズ=目的 | 美味しいカレーを作って食べたい。 |
なにか解決したい事があって、その手段が顕在ニーズになります。
「美味しいカレーの作り方が知りたい」というのは顕在ニーズです。
本当に望んでいる事、いわゆる目的が潜在ニーズになります。
「美味しいカレーを作って食べたい」は潜在ニーズです。
食べたい(潜在ニーズ)から作り方を知りたい(顕在ニーズ)が発生します。
ブログでは読者の潜在ニーズまで考えて書くことが重要なんです。
狙ったキーワードの上位記事を調査する
狙ったキーワードを検索窓に打ち込んで出てきた上位10記事くらいを全て読んでみましょう。
なぜかというと、上位記事はGoogleが良いと認めた記事なので上位に掲載されている、いわゆるお手本です。
お手本の記事にどういった内容が書かれているのか調査します。
ただし上位を企業が占めていたら、そのキーワードで上位表示するのは難しいでしょう。
企業は人材も資金も個人とはケタ違いなので残念ながら個人で勝つのは難しいです。
気持ちを切り替えて、キーワードを選び直すほうがうまくいくでしょう。
仮タイトルを決める
タイトルは検索したときのページに出てくる重要なものです。
読者に「この記事読んでみたい!」と思ってもらい、クリックしてもらう必要があるからです。
とりあえずは仮決めしておいて、本文を書き終わった後でもう一度タイトルを決め直しましょう。
でないと、いつまでたっても記事が書けないということが起きてしまうので。
タイトルも上位記事を調査するとき、他の記事と被ってないかチェックしておきましょう。
見出しを決める
見出しは記事を分かりやすく分割したときの小さなタイトルです。
構成でいうと見出しH2のことです。
ここで一般的なブログの構成を紹介しておきます。
リード文
見出しH2
見出しH3
見出しH3
見出しH2
見出しH3
見出しH3
見出しH2
見出しH3
見出しH3
まとめ
見出しを例題のカレーの作り方で説明すると
食材の用意をします。
↓
食材をカットします。
↓
鍋で食材を炒めます。
↓
水を入れます。
↓
煮込みます。
↓
カレールーを入れてできあがり。
上記の「食材の用意~」から「カレールーを入れて~」が見出しになります。
本文を書く
続いて本文を書いていきましょう。
本文は見出しの内容を説明するための文章です。
食材の用意をします。←(見出し)
では食材を用意していきましょう。←(以下本文)
まずは玉ねぎ、人参、ジャガイモ。
そして主役の牛肉。
あとは水、カレールー、炒め用の油です
食材をカットします。←(見出し)
のように肉付けをしていきます。
リード文を書く
リード文は記事の最初の導入部分です。
リード文は読者に離脱されないように本文へ誘導する重要なパートです。
世の中の人は忙しいのでじっくりブログを見ている人は少なく、ほとんどの人がスキマ時間で見ています。
ですから記事の最初で興味を持ってもらう必要性は大きいです。
例題のカレーの記事でリード文を書くとすると、
- この記事は美味しいカレーを作りたい人に読んで欲しいです。
- 料理に自信がない人も美味しく作れるポイントを紹介しています。
- 手順に沿って作れば簡単に手早く作れます。
という要素を入れて読者に読み進めてもらうキッカケを作るのがリード文です。
まとめを書く
まとめはこの記事がなにを伝えたかったのかを書きます。
記事を読んでもらい、最後にもう一押しするパートです。
この記事の伝えたいことを要約して、もう一回読者に認識してもらいましょう。
タイトルを本決めする
ここまででタイトル以外が書き終わった状態になっていると思います。
そこでもう一度じっくり考え直してタイトルを決めましょう。
何度も言いますが、タイトルは初めに読者が目にする文章です。
「これ読みたい」と思わせるようなタイトルをつけて読者を引き込みましょう。
どうしてもタイトルが決まらないときはこちらの記事を参考にして下さい。
【読まれる】ブログの記事タイトルの決め方|7つの要点と3つの注意点
記事全体を装飾する
吹き出しを入れたり、箇条書きの文を枠線で囲んだりして、
読者が読みやすい記事に整えていきましょう。
悲しいことに読者は記事を隅から隅まで読んでくれません。
さらにスマホで読まれる事が多いので、スワイプして流し読みをしたりします。
だから重要な箇所にラインを引いたり、赤字にしたりして目を止めてもらう装飾をしないといけないんです。
推敲する
推敲とは文章を何回も練り直すことです。
なので「やっと記事が書けた」となってもすぐに公開しないで下さい。
書いたときはなんの違和感も感じないでしょうが、
時間が経って記事を見直してみるといろんな発見があります。
- 誤字脱字がある。
- 文章がおかしな言い回しになっている。
- 装飾がバラバラで統一感がない。
などがないかチェックしてみましょう。
ただし、ブログは公開しても書き直しができるので、1~2回の見直しで大丈夫ですよ。
公開する
やっと記事ができたなら公開しましょう。
ブログのいいところは後で書き直せるところです。
100%完成しないと納得いかない人もいるでしょうが、そこそこで大丈夫です。
当たり前のことですが、記事は公開して誰かに読んでもらわないと意味がありません。
「恥ずかしいから公開できない」って思う人もいるでしょうが、安心して下さい。
ブログをしている人は皆、もちろん私も勇気を出して公開してます。
スマホでチェックする
記事を投稿したあとに自身のスマホで記事の見え方をチェックするようにしましょう。
今の読者のほとんどはスマホでネット活用してます。
一般的にはブログ記事もスマホで見られています。
ブロガーはパソコンを良く使うのであまりピンと来ないでしょうね。
私も読者の方はパソコンで見てると思ってましたが間違いですね。
スマホでの記事の見え方に注意をしないといけません。
あなたも上記のような画面だと読み飛ばしてしまいませんか。
装飾をして目を止めてもらえるようにしましょう。
ブログ記事の書き方の手順まとめ
ブログ記事の書き方の手順をもう一度おさらいしておきましょう。
記事のネタを決める
↓
キーワードを決める
↓
読者ニーズを考える
↓
狙ったキーワードの上位記事を調査する
↓
仮タイトルを決める
↓
見出しを決める
↓
本文を書く
↓
リード文を書く
↓
まとめを書く
↓
タイトルを本決めする
↓
記事全体を装飾する
↓
推敲する
↓
公開する
↓
スマホでチェックする
手順が多いと思いますよね。
私も最初は「手順、多くて面倒くさいなぁ」と感じました。
でもパーツを当てはめていくだけなので次第に慣れましたよ。
手順を決めて書くようにすれば一定のクオリティーで記事を作成できるようになります。
そして手順に悩まないことで時間短縮ができて、装飾や推敲に時間を使うことができます。
あなたも手順を参考にして記事を書いて下さいね。